歯の病気

むし歯の進み方

むし歯はどう進むの?

むし歯は、歯垢の中にいるむし歯菌(ミュータンス菌)が、食べ物の中の糖分を取り込んで作り出した酸によって、エナメル質を溶かしてしまうことから始まります。その後エナメル質よりも軟らかい象牙質を溶かし、むし歯は歯髄へと進行します。このころになると歯が痛みだします。また、象牙質はエナメル質よりも軟らかいので、どんどん溶けていきます。


 

C1の状態

C1

この程度の時に治療をすれば、痛みもあまりなく簡単に終わります。

 

C2の状態

C2

この時点で治療をすれば、神経をとらずにすみます。

一刻も早く治療しましょう。

 

C3の状態

C3

ここまで進行してしまうと神経を取らなければばいけません。

神経が無くなると、歯はもろく欠けやすくなります。

 

C4の状態

C4

神経の治療ができない場合には、歯を抜かなければいけません。

 
むし歯は全身病の引き金にも!

C4にまでなると根の周囲に膿をもつようになりますが、体の一部に化膿性の炎症をもっていることは爆弾を抱えているようなものです。 菌が身体の中に入り、多種多様な疾患、原因不明の体調不良を引き起こす可能性もあります。

規則正しい生活が決めて!

むし歯予防には、規則正しい生活が決め手です。

 ・ 歯磨きをする。

 ・ 定期的に検診を行う。

 ・ 甘いものを減らす。

 ・ カルシウムをとり強い歯にする。

 

初期のむし歯の発見は難しいため定期検診を受ける習慣をつけましょう!