ホワイトニングは、歯の表面に付着した色素のみを落とすのでなく、歯自体を白くしていくものです。
歯自体を削ったり、溶かしているのではなく、「過酸化水素水」という薬剤を使用して着色物質を分解し歯を明るく白くしていきます。
歯の着色はいくつかの原因が考えられます。一番の原因は、日常の飲食にあります。赤ワイン・コーヒー・紅茶・カレー・焼きそばなど色の濃い物が着色になります。その他、喫煙、加齢や遺伝等による着色が考えられます。
オフィスホワイトニング
歯科クリニックで行うホワイトニングで、高濃度の過酸化水素を「光」で活性化し、エナメル質に付着した着色物質を分解する方法です。オフィスホワイトニングは1回の効果が高く、短時間で負担無くホワイトニングができます。
→ オフィスホワイトニングは忙しい方や、この日までに歯を白くしたいという方におススメです。
ホームホワイトニング
家庭で行うホワイトニングで、過酸化尿素を使用し、過酸化尿素を専用トレーに入れ、歯に装着します。過酸化尿素の中には「過酸化水素」が含まれています。
ホームホワイトニングは一定時間装着し、効果がでるまでには期間がかかりますが、オフィスホワイトニングに比べ白さを維持します。
→ 期間がかかりますが、好きな時間に行うことができます。
<オフィスホワイトニングの施術風景>
<ホワイトニングの前と後>
当院では歯科クリニックで行うホワイトニングシステムとして日本でNo.1の導入実績を持つビヨンドホワイトニングを導入致しました。ホワイトニングは過酸化水素という薬液を使って歯を白くするのですが、ビヨンドホワイトニングはそれを活性化させる「光」 を利用します。
過酸化水素は「光」によって効果的に働きます。つまり光を当てることによって短時間でホワイトニングすることができます。同じ薬剤を同じ時間使用したとしても光を当てないのと当てるのではその効果は3倍違ってくると言われています。しかし、光は同時に強い発熱があり、この熱が歯を痛めますので、安全な光を選ぶ必要があります。光には様々な種類があり、光によっては効果やリスクも異なります。
※ビヨンドはパワーの強い光を使用していますが、特許取得済の特殊フィルターで、強いパワーを維持しつつ熱を抑制していますので、安全面でも安心です。
<ビヨンドホワイトニング>
<ビヨンドホワイトニングの流れ>
「過酸化水素」を使用したホワイトニングはアメリカで開発され、長年にわたり使用されてその安全性が証明されています。また、当院がオフィスホワイトニングで使用する「ビヨンドホワイトニング」は発熱がなく、紫外線も完全にカットされているので歯に安全です。
ビヨンドホワイトニングの場合、およそ45分で完了します。ヘアカットやネイルケア、お茶を飲む程度の時間ででき、とても簡単です。初めての方の場合、白さを持続させるためには、続けて2回以上のホワイトニングを行うとよいでしょう。
ホワイトニング後には、人により「刺激感」が出ます。これは「過酸化水素」による脱水症状が原因で、歯には問題ないと考えられています。「刺激感」は、その方の「エナメル質の厚さ」により異なりますが、約24時間以内に解消し、元の状態に戻ります。
ホワイトニングの効果が持続する期間は、その方の嗜好、色に対する感覚、歯の構造などによって個人差があります。髪が伸びてきたら美容院に行くように「色がついてきたな」と思ったときが、次のホワイトニングのタイミングです。
ホワイトニングできない方
・妊娠中の方
・授乳中の方
・無カタラーゼ症の方
・口腔内にトラブルがある方(歯科医師にご相談ください)